5級

　　　ア　原告は，平成１５年１０月１２日，本件事故に遭い，首や腰を受傷し，救急車により搬送され，同日，大和市立病院を受診した。

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　オ　したがって，本件損害賠償請求に当たり，控訴人の症状は既に固定したものと判断すべきであり，症状固定日は，平成15年12月1日（退院日）若しくは各証拠を総合して平成16年9月30日，平成17年8月1日又は同年12月6日（原審が人工肛門を設置した状態でいることが避けられないと認定した日）と認定すべきである。

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　控訴人は，本件医療事故により，後遺障害等級5級3号の「胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し，特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの」に該当する後遺障害が残存し，諸般の事情を考慮すれば，労働能力の70％を喪失した旨主張する。

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　なお、原告は、故意犯であることを指摘して増額要素として主張するが、積極的な侵害行為をして患者を死亡させた場合であっても慰謝料500万円を認めているにすぎない裁判例がある。